2012年 11月 04日
【 シャーマンだった母 】
( 確か30代後半のもの)
何故、自慢かと言いますと
実は元ミス・サイゴンでもあるからです。
( と言っても50数年前の話ですが )
話術にも長けていて、
8ヶ国語を自在に話せた才女でもありました。
(ちなみに、ベトナム語・英語・フランス語・日本語・広東語・タイ語・ネパール語・スリランカ語 )
※ 父の仕事の関係で
東南アジア諸国を渡り歩く度に
覚えていった言葉でもあります。
そんな才色兼備な母ですが、
同時に
血筋によるシャーマンでもありました。
新月や満月には必ずお祈りを。
毎週、何故か決まって木曜日には
一定の方角に向けてこれまたお祈りを。
祭壇には沢山ものろうそくが立てられ、
黙々と何かを唱えていたのを
今でも鮮明に覚えております。
その祭壇も母が他界して23年目にして
ようやく私の手によってこの夏、
片付ける事が出来ました。
実家の姉は人が手を合わせたものだからと、
ずっと手付かずでいた空間に
ようやく空気を入れたのです。
それが出来るようになったのも
今の私だからこそ。
生きた石たちと、キンノモノと
共に過ごす私だからこそ。
母さん。
母さんから受け継いだこの血筋。
しっかりと守っていくからね。
ベトナム王室の血を受け継いだ一人として、
この特殊な能力
「石を本来の状態に戻す能力」
を活かし続けるから。