2016年 12月 26日
【 必要な時に人は動かされます 】
石のお医者さん・柴田日南です。
実は朝からソワソワし、なんとなく気になって吉岡監督へメッセージを私からしました。
( 只今、お産のシーンを撮影するため宮城県入りされています)
…どうやらまだお産の兆候が無いご様子。
すると吉岡監督から、山元町へ向かいたいと一言。
一瞬、時計を見てみたがギリギリに間に合うくらいでしたのでもちろん迷うことなく待ち合わせをする運びとなりました。
( いざ向かおうと乗り換え先の電車の中で、まさかのニアミス。)
これにはさすがに笑ってしまいましたが、やはり必要な流れは上手く用意されています。
ステキな車に乗せて頂き、吉岡監督、カメラマンの陽子さん、私の三人でいざ山元町へ!
最初に訪れたのが山元町役場の生涯学習課。
( こちらは渡邊千恵美町議からのご紹介です。千恵美さん、ありがとうございました! )
実は吉岡監督。
震災前の山元町の写真を探して居られまして、あちこちに声掛けをしている最中なんです。
町役場の方々へ現在撮影中の『 麻てらす 』の予告編を観て頂き、状況説明を。
なんとか御協力頂けるかなと感じました。
改めてよろしくお願い致します!
さて。
その場を後にし、次なる場所に向かおうとしましたところ、山元町役場敷地内より何故かカラオケの歌声が響き渡っていました。
三人で何故カラオケ?と目を合わせていたところ、りんごラジオの関係者とバッチリ目が合ってしまった私。
りんごラジオは、被災地・山元町から、被災者・避難者・町外の方にタイムリーな情報をお届けされている臨時災害FMなのだそう。
またまたこちらでも素敵なご縁を頂きました。
こちらでも写真の御協力を頂けそうな!
嬉しい限りです!
次にお邪魔したのが百年前の大麻糸の発見者の志小田さんのお宅へ。
吉岡監督とは三年ぶりなのだとか。
こちらでも『 麻てらす 』の予告編を観て頂きました。
そして。
なんとその糸はタペストリー風に織られていて、更に新たな織りにも挑戦されるとのお話。
初対面にもかかわらずいろんなお話しをしてくださった志子田さん。
帰り際には皆さんとで記念写真を。
まさかこの手で百年前の大麻糸に触れらるとは思いもよりませんでした!
志子田さん、ありがとうございました!
手作りの干し柿も大変美味しゅうございました!
ラストは。
秋保温泉は『 緑水亭 』へ。
夫からのご縁で夫婦で大変素晴らしい大忘年会へ行って参りました。
お料理も素晴らしかったです。
ただ、何よりも浴衣の麻の葉模様もさすがでございます。
( こちらの麻の葉模様は、模様そのものに邪気をはらう力があるとされたため、魔除けの意味もありました。
そのため、赤ちゃんの成長と魔除けの意味を込め、産着の模様に麻の葉模様はよく用いられたものです。
また、子供の着物にも同じく健康ですくすく育つようにとの願いを込めて、頻繁に用いられる柄でもありました。)
東日本屈指の広さを誇る露天風呂「篝火の湯」ではのんびりと。
特にアゴを浸かるように過ごしました。
天皇・皇后陛下が皇太子・皇太子妃の時代にお泊りになったお宿でもあります『 緑水亭 』。
今度はゆっくりと参りたいと思います。
本日も最後までお読みくださり、大変光栄に感じます!
Cám ơn nhiều!